【鉄則FX】生き残るための仕組みを先に作り、“守り癖”を身につける

勝つより、まず「負けない仕組み」を作れ

FXを始めたばかりの人が陥りがちなのが「いかに勝つか」ばかりに目を向けることです。
FXを始める動機が「儲ける」ことだと思いますので、当然だとは思います。

しかし、プロのトレーダーでさえ勝率は6割前後です。
つまり、低い勝率の中で、利益を出していくのがFXというものです。

だからこそ初心者に必要なのは、「どう勝つか」ではなく、
「どう負けないか」=守りの仕組みを先に作ることです。

守り癖をつけるための4つの行動原則

① 資金管理のルールを“固定化”する

資金を失えば、どんな手法も継続不能。まず「生存条件」を最優先で守る。
そのため、資金管理のルールを定めることが大事です。

例えば、、、

  • 1回の取引で失うリスクは口座資金の2%以内
  • ロット数や損切ラインはエクセルや紙で事前に計算

テンプレート化すると迷いが減り、守りが習慣になる。

② 「損切り」を感情ではなく“機械”で決める

感情での判断を排除し、「損は早く・確実に」処理するルールを定めることが大事です。

例えば、、、

  • エントリーと同時に**自動ロスカット設定(逆指値)**を入れる
  • 損切り後は必ず一定時間ポジションを取らないと決める

“損を確定する勇気”が守りの本質。

③ 「取引しない日」を戦略的に作る

勝ち筋が見えないという日もあると思います、そういう時は何もしないというのも大事です。

例えば、、、

  • 指標発表・相場が読めない・眠い・集中できない…そんな日は**“取引しない”という守りの行動**を選ぶ

勝てるチャンスが少ないときは、“何もしない”のが最大の防御。

④ メンタルをコントロールする環境を整える

トレードは「自分との戦い」です。
自分の状態を把握し、感情に気づく仕組みを作理、判断が感情任せか、論理的に妥当なのかを認識することが大事です。

例えば、、、

  • チャートを見すぎない(時間を決める)
  • 感情が入ったら「一時停止ルール」を実行
  • トレードごとに感情ログを記録する(例:「焦り」「欲望」など)

「感情に気づく」=守りの第一歩

守った人こそ生き残る

外為どっとコムの統計では、勝ち続けているトレーダーの多くが「勝率50〜60%」でも損益比を1:2以上で保っているそうです。
また、マーク・ダグラス(『ゾーン』著者)は「守るべきは、相場ではなく自分自身のルール」と強調しています。
FXで勝つために、守り癖をしっかりつけて、成功を積み重ねてください。

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